感情のアルケミーとはなにか

人はその生を感情と共に歩みます。喜びにあふれて幸せな日々があれば、嫌な思いをしたり、いらいらしたり、思い通りに行かずにやきもきしたりするときもあるでしょう。感情という大きなエネルギーとうまく寄り添って穏やかに過ごすこともあれば、時には荒れ狂う感情に翻弄されて自分を見失うこともあるかもしれません。

感情は常に私たちのそばにいて、私たちの生活の中で特に大事な部分において姿を現してきます。人生がうまく回っているときにはあふれんばかりによい感情が起きてくるでしょうし、そうでないときにはいらだちや不安、恐れなどが起きてきます。そんな感情の波から解放されたいと思っても、なかなかうまくいかない、と感じている人も多いでしょう。

こみ上げる怒りや不安、恐れなどをなんとかしたいと思っても、なかなかその方法を見つけることはできません。私自身、本を読んだり講演を聴いたりしましたが、おおよそ、「15分抑えられれば自然になくなる」とか、「怒りが湧いてきたら人生で楽しかったことを思い出そう」とか、「普段からポジティヴに生きましょう」などといった頼りない情報しか見つけられませんでした。感情という、人生の流れにとても大きな影響を及ぼしているエネルギーについて、それらをやっかいなものとして忌避するのではなく、真っ向から取り組む方法があるのではないか、それが私が感情エネルギーについて思ったことでした。

私(富田しょう)は1974年、モロッコに生まれました。それから二、三年ごとに世界を転々とする生活を続ける中で文化間の価値観があまりにも違うことに衝撃を受け、10歳頃から人類に共通する「なにか」について考え始めました。当初、それは人種を越えて肉体的な生命活動に起因するなにかしらの要素としての認識が含まれていましたが、次第に生命そのもの、生命を支えるエネルギーそのものへの興味が高まっていきました。15歳、日本への帰国と同時に氣功と瞑想を学び始めます。それから15年が経ち、なぜ瞑想を10年以上もやってきているのに相変わらず怒ったり悲しんだりしているのか、という疑問を持ったことがきっかけで感情についての研究を始めます。感情によって自分や周りの人を傷つけることのない世界の実現に向けてさまざまな方法で感情を検証し、7年後、感情エネルギーを皮膚に流すことで生命エネルギーに変換する方法を発見、「感情波のアルケミー」と名付けました。100名以上がこのワークを学びました。

その3年後、さらなる感情エネルギーの活用について研究する中で、體の中心部にある大きな生命エネルギーの経路を発見し、感情エネルギーがその経路に流れることでダイレクトに生命エネルギーへの変換が行われることがわかりました。感情エネルギーをダイレクトに脳幹に送る方法を用いることで「感情波のアルケミー」より短時間で効果的に感情エネルギーを生命エネルギーに変換できるようになりました。この手法を「感情のアルケミー」と名付けました。

「感情のアルケミー」では、そもそもなぜ人間に感情が起きるのかを解説しています。私たちは感情的なイベントによって脳や肉体のアップデートを行っているのですが、そのアップデートが起きるのは体内のある経路に感情エネルギーが流れ込んだときです。逆に考えると、体内の経路に流れずに放出されたり抑圧されたりした感情エネルギーは、行き場がなくそのまま保留されていて、なにかのきっかけで同じ感情として盛り上がってくるのです。これが、昔の感情が前触れもなくやってきたり、違う登場人物で同じような感情的な出来事が起きたりする理由です。

感情エネルギーとは、本来は生命体としてのエネルギーの発露であり、人間の変容のために体内の内臓から凝縮して取り出される生命エネルギーです。このエネルギーをそのまま脳に送ることによってハートと脳がリンクして次の段階に向けて自動的に心身の機能がアップデートされます。この体内のエネルギー循環によるバージョンアップの仕組みを誰もが持っています。それを活性化するのが「感情のアルケミー」なのです。

現代社会ではほとんどの人が感情の問題を抱えています。パートナーや家族と一度もけんかをしたことがない人はほぼいないでしょうし、仕事や人間関係で大きなストレスを抱えたまま毎日のようにネガティヴな感情に苛まれている人もいるでしょう。多くの人が感情をそのまま放出するか抑圧したまま人生の大切な日々を過ごしています。感情が生命エネルギーであり、それを体内のエネルギー回路を使って動かすことができるということを理解すると、なぜ今この感情が起きているのかが直観的に分かるようになります。

昔の嫌な思い出を体内経路を通じて変換することができるようになると、昔のことを思い出せなくなっていきます。心身のバージョンアップが進むので覚えておく必要がなくなっていくのです。嫌な思い出は記憶の彼方に向かいますが、楽しかった思い出は逆により鮮明に思い出しやすくなっていきます。これは人間という生命体の本質的なエネルギーが喜びであるからです。

抑圧された感情が大きくなるとやがてその人自身を傷つけるようになるか、耐えきれずに外側に放出して結果的に周りの人を傷つけたりすることになります。感情はエネルギーがとても大きいので扱い方を誤ると自分や他人を傷つけてしまうことになります。

また、感情的な行為が内外に影響をおよぼすだけでなく、強い感情エネルギーが内臓の働きに影響をおよぼすこともあります。東洋医学では日常的に怒りが多い人は晩年に肝臓を病む傾向があると言われます。怒りを放出しても、抑圧しても、内臓には影響が生じます。現代の人類には第三の選択肢が必要なのです。

人生に大きな問題が生じたとき、感情に駆られて判断を誤ったり、感情の発露のせいで自分の思わぬ方向に物事が進んだりするのはよくあることです。問題を収束させようとしても、お互いの感情が邪魔をしてなかなか解決に至らないという体験を誰でもしているのではないでしょうか。

感情のアルケミーをマスターすると、さまざまなシチュエーションで自分本来の在り方で振る舞うことができるようになります。感情の価値を知ることで、感情エネルギーを無駄に放出したり、あるいは良くないものとして隠したりすることがなくなるのです。そして、自信をもって日々の暮らしを楽しむことができるようになります。

過去に体験してそのままになっている感情エネルギーは活用されずに保留されています。私のこれまでの経験では、過去のそうした感情的なイベントでエネルギーが保留されているのは一人について300ほどあります。これらを全て生命エネルギーに変換するとどうなるでしょうか。明らかに肉体も心も変化し、バージョンアップが次々に起きて體に力がみなぎっていくのを感じられることでしょう。

私とパートナーであるSarahは、この2年半の間、一度もけんかをしたことがありません。けんかどころか、一度の言い争いもしていません。このことを言うと、ほとんどの人がそれを疑います。「いや、本当はしているけれど、あんまりしないというのを大げさに言っているだけではないか」とか、「どちらか一方が我慢して黙っているだけなのではないか」というような憶測が頭を渦巻いていきます。私自身、もし10年前、このワークを発見する前にけんかをしないパートナーの話を聞いたらとても信じられないしむしろ不健全かもしれないと思ったでしょう。それくらい、自分に最も近い存在、パートナーや家族との諍いはありふれています。

5年前にこのワークが開発されてから私は毎日アルケミーを実践しています。Sarahが本格的にアルケミーを始めたのはおよそ三年前です。二人で感情のアルケミーを実践するようになってからは、二人の間に何かがあってもけんかをする必要性がないということをお互いに完璧に理解しています。二人とも感情が自分の体内から発生するエネルギーであることを受け容れているので、その発露を他人や環境のせいにすることができません。自分に起きる感情をなんとかするのは自分の役目であり、それが自分と周りの人の幸せに繋がると言うことを確信しています。その結果として、一度もけんかをせずに2年半を過ごしているのです。

感情は起こります。人間である限り感情が起こらなくなることはありません。でもそこからどうするかは完全に私たちに任されています。体内で湧き起こる感情エネルギーを全て生命エネルギーに変換することができると、バージョンアップされた「私」によってそもそもの問題が解決されていきます。

大きな感情エネルギーが体内を巡ると、人はハートにセンセーションを感じます。喜びも怒りも、悲しみも、恐れも、鬱でさえも膨大なエネルギーを有しています。このハートのセンセーションが変容の鍵なのです。このワークを行うようになると人間関係が劇的に改善します。ハートの働きを感じながら不安や恐れではなく喜びや愛をもって人と関わるように自然になっていきます。

「世界中の全ての人にやってほしい」

このワークで体内回路を活性化した人がこう言いました。感情のアルケミーを受けた多くの人が夫婦関係がよくなったり、子どもとの時間が楽になったり、人間関係で悩んでいた職場環境が自然に変化したり、一人で不安や悲しみに襲われることがなくなったりしています。

感情には喜びや幸せなどの心地よいものと、怒りや恐れなどのネガティヴなものがあります。どちらにも感情が起きる理由があり、そのエネルギーを変換することで享受できる変容があります。人生は続きます。

感情は大きな生命エネルギーです。このエネルギーが変換されると人はこの世界で生きていくための力を得ることになります。喜びや楽しみ、愛などの感情は人間にとって最も基本的な感情なので、それらの感情を脳に送ると自分自身が軽くなっていきやがて消えてしまうのではないだろうかと思うようになります。これはより進化した人類が感情のエネルギーによって肉体的な存在を超越していくプロセスの始まりを表しています。

「感情のアルケミー」の仕組みはシンプルです。しかし、このシステムをいつでも使えるようになるためには練習が必要です。そしてこの練習にもコツがあります。講座の後半ではこのコツをつかんで練習を重ねていきます。講座中にも変容が起きると思いますが、重要なのはその後に日常の中でコツコツと感情を変換する体験を積み上げていくことです。

もしもあなたが心の平和を望むなら、このワークはその役目を果たすでしょう。そして一度このやり方をマスターしたなら、この先どんなことが待ち受けていようとも自分の感情をそのまま変容のためのエネルギーに変換することができるようになります。どんなときも、自分自身の力で感情にとらわれずに自分の道を切り拓いていくことができるようになるでしょう。

感情のアルケミー「スーパー地球人講座」のお申し込みお問い合わせはウテラサイトをご覧ください

https://www.utera.jp/sho-tomita

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